こんにちは、やしです。
今回は映画を観た感想シリーズです。
本編
Netflixで話題のタイトルの映画を見ました。
今作品も大変学びのある内容で、やはりヒット小説が映画化される作品は深みもあるものだなと感じました。
原作の小説を書いているのは、朝井リョウさん。
「何者」や「桐島、部活やめるってよ」など名作を生み出している方。
今作のキャストは、新垣結衣さん、稲垣吾郎さん、磯村優斗さんなど豪華キャスト。
ストーリーは4人の”水に興奮を覚える”フェティシズムを持った人が、それぞれ別の環境で社会に対して疎外感を感じ、「社会の生きにくさ」を描いた物語。
※以下ネタバレ注意
主に、”水に興奮を覚える”人物が多く、理解されないというシーンには、自分も最初は同じ感情を頂いた。
話が進むにつれ、同じ価値観を持った者同士で、繋がりを持つようになる。
今作品は、二者の気持ち(世間でいう一般的な考え価値観・通常と変わった価値観)が描かれており、現に社会問題として、多様性が求められているので、とても大事な課題の一つだと感じた。
固く一般的な考えを持っている、稲垣吾郎演じる検事役にも、とても共感するシーンやセリフが多かったが、対して新垣結衣演じる、水へのフェティシズムを持ったごく一般的な既婚女性にも心が痛くなるようなシーンが印象的だった。
まとめ
今作品で伝えたかった内容は、おそらく80億人いる人口の中で、育ってきた環境も違えば、考え方、価値観もバラバラ。
”水に嗜好を覚える”という切り口だったが、それ以外にも「あなたは目の前に現れた人の多様性を理解することができますか?」という問いを持ち続けて生きてほしいというメッセージに感じた。
それじゃーね。
やし
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