こんにちは。やしです。
今回は最近みたおすすめの映画について書いていこうと思います。
早速書いていきます。
愛してるって言っておくね
この映画はNetflixで視聴できる12分間のショートムービーです。
音声がほとんどなく、映像と効果音だけで内容を伝えるという趣旨で作られているものです。
題材としては、実際にアメリカで起こった銃乱射事件で娘を失った、その後の夫婦の物語です。
主に、考えさせられたことがあるので下記に記します。
- 伝え方は量より質
- 映像の方が(音声より)伝える力がある
- 現実世界に繋げる
伝え方は量より質
ここ最近は伝え方が大切ですよ〜。とかどうやったら相手に伝えるかみたいな本やノウハウがちまたに溢れかえっています。
そんな中で、伝える時に重要なことってたくさんあると思うのですが大前提大切なのは、相手の脳の許容スペースに入る(記憶に残る)かどうかが重要かと思います。
例えば好きな人に告白をする時に、〜ちゃんのこんなところやあんなところが好きで〜っていうのを100個伝えるのと、10個厳選して伝えるのでは後者の方が多分心に残るし響く言葉も多いかと思います。多分88個目くらいで、帰る荷造りをされるかと思います。なんせ、内容が同じでも端的に分かりやすく伝えることが重要。その面で、このアニメーション映画は12分間とアニメ一本分よりも短く作成されており、内容が凝縮されているのがいい点の一つでした。
映像の方が(音声より)伝える力がある
続いては、伝える力(強弱)について感じたことです。声を出して、相手に訴えかける強さってみなさん経験されたことがあるかと思います。ワンピースのルフィが仲間を助ける時に、声を張り上げるシーンや、鬼滅の刃で家族を守る時に竈門炭治郎が声を張るシーンなど”声で伝える強さ”を感じます。ただそこには、ほとんどの方が映像込みで判断していると思います。本質を着くと、感情的な声や勢いも入っていますが、その背景やアニメーションによる演出の効果の方が割合的には高いのではないかと思います。そんな中、映像だけで伝える力がある作品かつ、今世の中では聴覚障害を持たれている方も一定数いらっしゃると思います。声を出せることは当たり前ではなくて恵まれていること。人に何かメッセージを届ける時には、身振り手振りを使ったり、映像で訴えかける力も今の世の中に必要なのではないかと思いました。
現実世界に繋げる
最後に、このアニメーション映画を見てなにか現実世界で自分にできることはないかと思いました。
少し前のニュースで見たことがあったもので、爆音コンビニという会社の取り組みを見たことを思い出しました。聴覚障害の方がコロナ禍においてどんな状況下にいるのかを実際に体験するというイベントです。
内容は、爆音のBGMが流れているコンビニでマスクをしながら、それぞれのミッション(買い物やお願いなど)を行うというシンプルなもの。
聴覚障害の方は、普段から相手の口元や表情で相手が何を伝えようとしているのかを判断材料として用いていたが、それができない状況がどれだけ生活に支障をきたしているのか。そういったことを知る機会。またそれを知った上で自分にできることは何かを考え見つめ直す機会。
最後に
これは何気なく生活をしている中で、自分自身も何か一つでも変えるべきことがあると感じました。
コロナ禍において、自分が相手にいい影響を与えるには?笑顔でいることや、相手と意思疎通がうまくいくように自分から変わろうとする工夫や、他にも人それぞれ出来ることがたくさんあると感じました。
たった12分の映像ですが、多くの大人のたくさんの思いが詰まっている作品だと思います。
たくさんの人の意識がいいように変わるきっかけになればと。
それでは。
By やし
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